リノベーション時にオール電化にすることで安全に暮らす
住宅のリノベーションで一番多い要望は水回りの設備を新しくすることです。キッチンは最新のものほど使い勝手がよくなっていますし、ユニットバスも、汚れが落ちやすい浴槽や、保温性の高い浴室など日々進化をしているからです。水回りということはコンロやキッチンやお湯を沸かすための設備について当然新しくするわけですが、その場合に熱源をどうするかいくつか選択肢があり具体的には電気、ガス、灯油と3つあります。その場合気候や家の大きさ家族構成など様々な考慮要因がありますが、極寒地以外で一人暮らしなどのごく小さな家の場合を除けば電気、オール電化でリノベーションするのがトータルコストでもっとも有利だと言えます。それではオール電化の良い点にはどのようなところがあるのでしょうか。
まず灯油やガスと違って火力を使わないため火事のリスクがかなり減ることです。特に小さな子供がいたり高齢者家族の場合はとくに大事な点になります。次に電気代の値上げがあったとしてもランニングコストが一番低いことがあげられます。なぜランニングコストが低いかというとヒートポンプ方式で暖房からお湯を沸かすことまで行うのですが、深夜電力でこれらをまかなうことと、ヒートポンプ自体の効率が他の熱源と比較して圧倒的によいからです。また太陽光発電との相性がよいのがオール電化で、両者を組み合わせたリノベーションも大変人気があります。