リノベーションが人気ですが上手に行わないととんでもないデメリットが
最近中古マンションや中古一戸建てをリフォーム前提で購入する方が増えています。全面的なリフォームのことをリノベーションと言います。リノベーションのメリットについては記載が沢山ありますが、あえて今回はデメリットについていくつか説明し、リノベーションについて考えるきっかけになればと考えています。
まず、全面的なリフォームなので、建築士さんが必要になります。費用がリフォーム費用よりも15パーセントほど多く必要になってきます。また改修費用は設計したあと、さらに工務店に見積もってもらった後でないと分からないという問題があります。設計費と改修費が多額になる場合も多く場合によっては新築とあまり変わらない結果となってしまうことがあります。
次にこれは特にマンションの場合にあてはまるのですが、リノベーションできるのはあくまで専有部分にすぎません。そして窓は共有部分となるためにそれを変更するには許可などが必要になります。そして共用部分については古いままであって大規模修繕工事に依存することになります。ですので、場合によっては古いことによる水漏れなどのデメリットを抱えることになるので購入前には充分な調査が必要になります。また、全体の費用が決まるのがどうしても工事前ということもあいまってローン額が新築と比べるとどうしても少なくなりますので、新築物件よりも自己資金を多めに用意しておくことが必要になることもデメリットの1つです。